橋本仁美(Hashimoto Hitomi)専門分野
大阪
エンカウンターグループとは、十数名の参加者によって行われる、円になって共に時間を過ごすグループワークです。
そこにはファシリテーターと呼ばれる役割を持つ人が1人いて、ひとりの人間として誠実にそこで起こることに向かい合い、終始参加者への敬意を持って、語られる言葉を傾聴しています。
参加者は自由に自分自身を語り、あるいは語らないことができますが、その対話によってグループの動きは予測できない展開を見せます。
アメリカの臨床心理学者、カール・ロジャーズが始めたこのグループアプローチは、人工的ではない、人間同士の出会いと交わりが特徴となっています。
1975年、米国人ジョナサン・フォックスによって考案された演劇で、観客や参加者が自分の体験したできごとを語り、それをその場ですぐに即興劇として演じる独創的な即興演劇です。
劇場の舞台、病院、高齢者施設、教育の場で、臨床や治療現場、地域コミュニティなどで広く活用され、世界50カ国以上の国々に広がっています。
参加している人々を親しい仲間として結び付け、それぞれの人の生き方に新たな視点やあり方をもたらします。
フェンスワークスは大阪にある事務所&ワークショップスタジオ(studio CAVE ケイブ=洞窟)です。
昼間でも隣の人の顔が見えないくらいまっくらにすることのできるCAVE 独特の空間をつかって、即興心理劇 「プレイバックシアター」の公演や非構成的エンカウンター・グループの開催、また、私たちの暮らしそのものをダンス と捉えた視点からアプローチする
ダンスムーブメントやアートセッション、そして CAVE ならではのおもしろ 企画 “まっくらプロジェクト”や、カウンセリング研修・カンボジア遠征・セラピストのあり方を参加者とともに様々な角度から果敢に切り込んでいく寺子屋的なクラス等、随時、多数の試みを企画しています。
私たちは心理学者カール・ロジャーズが発案した人間そのものを中心に据えた「パーソン・センタード・アプローチ」を基軸として、あるときは組織や他者との関わりのなかで生じる様々な関係構造を照らし、またあるときは ふつうの人々がアーティストになるような、そして生きていること自体が芸術となるような種類の様々な アプローチを試みます。
目的を規定することよりも、スタッフ一人ひとりの生き方と各々が持つメタスキルを最大限に発揮し、同時に この団体のまわりに存在する人々の営みからも影響を受けながら、有機的に機能していくことを目指しています。
1986年生まれ。大学では心理学者カールロジャーズが提案した「来談者中心療法(パーソン・センタード・アプローチ)」に基づくグループワーク、「エンカウンターグループ」を卒業論文のテーマとし、関連するワークショップに参加し始める。
2009年よりフェンスワークススタッフ。非構成的エンカウンターグループの開催、ジャンベなどを用いた音楽系ワークショップやイベントの企画をてがける。
プレイバックシアターの劇団「シアター・ザ・フェンス」のメンバー。
http://fence-works.blogspot.com/